江東5区大規模水害対策協議会

9月1日を含む1週間を「防災週間」としていますが、これは1923年(大正12)年9月1日に関東大震災が起きたことによります。今週は台風10号が、東北地方を縦断したために、岩手県や北海道では大変な被害となりました。江戸川区は、7割が海抜0メートル地帯と言われ、荒川・中川、江戸川、東京湾に囲まれているため、とくに水害には注意が必要です。

先月8月24日に「江東5区大規模水害対策協議会」が開かれ、最大規模の水害に対する避難対策を江東5区が一体的かつ主体的に行い、犠牲者ゼロの実現にむけて避難対応の方針を取りまとめました。江東5区というのは、墨田区、江東区、足立区、葛飾区、江戸川区の5つの区で、それぞれ区長が委員となって検討をしています。

東京地方へ伊勢湾台風級以上の台風の襲来があり、東京湾に高潮が同時期に発生することによって、荒川の両岸を含む対象地域の広範囲に浸水被害が生じる事態を想定し、犠牲者ゼロ、広域避難に向けた検討、江東5区独自の避難情報、マンションなどの高い場所に避難(垂直避難)した人たちへの救出、大規模水害のリスクと早期段階における広域避難の重要性を広く住民に理解促進・普及啓発の実施をしていくとしています。

江戸川区の災害時の避難所は、ハザードマップを見ると小中学校の106か所となっており、災害発生後1時間以内に、職員が学校を開放することになっています。もちろん他の施設も避難所にはなるのですが、最初の1時間以内に、必ず解放する場所として小中学校を指定しています。避難所は各家庭で判断してもらうために、区では避難所の指定はしていません。それぞれのご家庭で、帰れず連絡が取れなくてもどこに行けば家族に会えるかを、「携帯で連絡すればいいや!」と思わずに、話し合って決めておきましょう。

また、食料やトイレ用品の備蓄も1週間分くらいは蓄えておいておくのが望ましいとしています。避難所への救援物資は、最近では、3日後くらいには届くようですが、もし水害等があり、家に取り残されてしまった場合でも1週間あれば、個人への救助も行えるであろうと言われていますので、用意しておくことが自分の身を守ることになります。

先日台風9号の用意に、土のうを取りに28か所ある「土のうステーション」の一つに行きました。ブルーのシートがかぶせてあり、カバーを上にめくるようにしてはずし、ケースのふたを上に持ち上げてふたを開けます。1袋5㎏~10㎏ほどですが。取り出すのも重たい感じがします。この土のうをドアの前におき、水の侵入を防ぎます。車が通ると土のうを超えて水が入ってくる場合もあるので、置き方にも注意が必要です。

日ごろの準備は大切です。町会やマンションの防災訓練にはぜひ参加して、消火器やAEDを扱ってみたり、消防団の人たちの話を伺ってアドバイスを受けたりして、ご家庭で災害について話し合ってみませんか。