6月の文教委員会 補食について質問しました。
まず執行部からの報告がありました。
小学校の担任が、4月の家庭訪問中にクラスの名簿をなくしたとのことでした。すぐに警察に届けをし、35名全ての保護者に謝罪の電話をし、今のところ不審な電話などはないという報告でした。
小学校教諭(期限付き教員)が銃刀法違反で逮捕されたことについて。6月10日に自転車での帰宅途中、自転車同志の事故に逢い、通りがかった警官に職務質問され、荷物を検査され、刃物2本の所持がわかり逮捕となったそうです。本人からの退職願いが提出され、その後教壇に立つことはなかったとのことです。
本当にびっくりしました。この件については、前回の委員会時点ですでにマスコミで取りあげられていました。前回の委員会で報告があってしかるべきと考えています。
教科書採択について、教育委員会事務局から、学校と区民に教科書の見本閲覧の期間を周知し、学校からは報告書、区民には意見書を求め、それを教科用図書選定資料検討委員会で検討したうえで、8月中旬に採択する予定とのことでした。
先日、中央図書館に教科書を見にいきました。いまどきの教科書はカラーで、私のころの白黒の教科書とは大違い!ぺらぺらとめくるのも楽しく思えました。ただ、昭和天皇や安倍首相の写真が多い教科書が数社あり、現在の右傾化の風潮と教科書会社への政治の介入などが影響しているのかと思いました。今後、教育委員会での教科書採択についての審議はしっかりとみていかなくてはなりません。
今回は補食についての質問をしました。
先の本会議でも補食は取り上げられ、教育長の「保護者の意見も聞き、前向きに検討したい」という答弁もあったところでしたので、さらに詳しく聞きました。まず、5月から麦茶が復活していたことについて、復活した理由や経緯を尋ねました。教育長の責任で復活ということでした。ミネラル豊富な麦茶を飲めるようになったことは、水道水だけで過ごしていた子どもたちにとってうれしいことです。
次に保護者の意見を聞くというのは、どのようにするのか聞きました。現場の声やクラブマネージャーの話を聞くという課長の答弁がありましたが、これに対しては、保護者・現場職員に加えて、子どもたちの意見をぜひ聞いてほしいと要望しました。教育長は、本会議での質問で、補食については検討に値すると考えたので、教育委員会の代表として教育委員会の会議でも提案していきたいということでした。
夏休みも始まるので、1日保育のときには、お弁当と補食も持っていけるようにすること、さらにこれまでずっと求めてきた児童福祉の観点からの補食の復活を改めて要望しました。