なぜ女性による女性のための相談会か必要なのか?

2020年末、同じ大久保公園で行われた「コロナ被害相談村」では、女性の相談テントを設けました。3日間で相談件数は337件。そのうち女性相談は、57件でした。女性専用としたことが、複雑な内容の相談も話しやすくよかったようでした。男女一緒の相談ブースでは、敬遠してしまうという話も伺いました。

ネットカフェで生活している人。どこに相談していいかわからないしお金もないという人。前日生活保護につないでもらったけど食糧がないという人。支援は簡単ではなく、連携のない縦割り行政では、複雑に絡んだ問題点の解決には、時間がかかっていることも分かりました。

そんなことがあり、ジャーナリストの松元千枝さんの呼びかけに集まった女性(実行委員、ボランティア)80人以上が、生活相談、法律相談、食糧支援などに分かれて女性への相談会を行いました。まずは私たちが、悩みを抱える彼女たちにつながって話を聞こうと。そして、元気が出たら一緒に支援する側になろうと、中央のカフェにしつらえた場所で温かいお茶を飲みながら一息ついてもらって、言葉を待ちました。

初日の土曜日は、雨風がひどくなりつつも、22件の相談がありました。翌日は見事晴れて、100名近い方が、相談に見えました。ほとんどの方が遠くから、ツイッターをみて来てくださっていました。「お名前は無理に伺わない」というスタンスもよかったのだともいます。カフェで迎えた時には、うつむき加減に話していた人も、帰りには「話せてよかったです」と笑顔を見せてくれました。子どもの養育費の問題、更新のせまる家の保証人の問題、DVなどなど。。。

ほとんどすべての方が、一人で悩んでいました。周りの友人、知人、近所の人など、気軽に話のできる人が近くに居ないということに私自身ショックを受けました。今回のような相談会の方が、私が考えているよりはるかに話しやすいと感じていることが分かりました。ほんとに「独り」「ワンオペ」になっていることを痛感!

どこにも見えてこない、だれにも相談できていない人たちが、きっとまだまだいるだろうと思いました。どうしたらエンパワメントしていけるのでしょうか。やはり、人と人とのつながりが、元気のもととなるように思います。

ここでつながった人たちが、また誰かとつながって、ほっとすることができたらうれしいです。次の時もボランティアしたいです。