江戸川清掃工場建て替えの進捗 煙突がなくなった!

江戸川清掃工場建替工事HP (edogawa-tatekae.jp)

江戸川清掃工場は、2020年から建て替え工事が行われており、11月には、第2回区民との意見交換会が行われます。清掃工場は、それぞれの自治体が作っているのではなく、都内23区については、東京二十三区清掃一部事務組合(清掃一組)が建設し、運営しています。

kaisaichirashi.pdf (tokyo23-seisou.lg.jp)

 

幅96.5メートル、奥行き142メートル、高さ48.3メートルの真っ白な巨大仮設テントが建物すべてを覆い、作業中の騒音の低減や粉じんの飛散を防いで、その中で解体工事が行われ、建設されます。

完成予定は、2027年。そろそろ折り返し地点、解体が終わり建設が始まる頃だと思います。

前回の意見交換会では、費用について、設備の費用比率、人口減少とともにごみも減るのではないかと思うのに、これまでと同じ大きさの炉が必要なのか、これまで熱供給をしてもらっていたが今後はどうなるのかなどの質問がありました。

費用については、現時点ではまだ算定されていませんが、同じような大きさで建設した杉並清掃工場(300t×2)は、約265億円となっていました。また、清掃一組の歳入は、23区からの分担金や持ち込み手数料、売電収入などとなっています。

第13回江戸川清掃工場立替協議会では、苦情となっている騒音についての報告がありました。

騒音については、屋外で行われている煙突を解体したコンクリートなどをダンプカーに積むときに、落とし気味で積むため大きな音がしてしまう。コンクリートの部分、鉄骨の部分とそれぞれ分けて廃棄しているということでした。また予定にない裏道を、ダンプカーが使用しているということも区民からの発言がありました。どちらも確認して、善処しますということでした。

これからもしっかり、現況を確認して、安全に建設されるようにチェックしていきます。

 

建屋の中

全体を覆っている仮設テント。防音、防火シートで出来ている

遠くからは展望台のように見えた小さくなった煙突