2025年 おめでとうございます

謹賀新年

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

今年は、阪神淡路大震災から30年目になります。くしくも1月。昨年は、元旦に石川県能登半島地震がありました。その後は各地で小さな地震があり、9月には能登半島に豪雨が襲いました。地震も水害もあったわけです。

能登の復興は、丸1年経っても遅々としてすすんでいません。地形によるところもあると思いますが、たとえば「能登町の断水は、5月2日には全町解消しました」というニュースがありましたが、道路からの元栓までの水は来ていても、その先の家の中が壊れていて水を使えない、という状況が続いているそうです。元栓までも、5カ月かかったわけです。ニュースでみるだけでは、実情はわからないのだなと思いました。

本当になにが起こるかわかりません。もともと地震の多い国のところに、地球温暖化による水害も加わって、いつ、どこが災害にあってもおかしくない状況になっています。それなのに防災対策は海外から比べると、とても遅れているように思います。

災害時の避難所は、プライバシーが守れるようにはなっていません。協定を結ぶなどして準備はしていますが、温かい食事の手配もとれません。私たちの江戸川区も、いつ災害にあうかわかりません。「知っている」と「体験したことがある」では大違いです。先日マンホールトイレを組み立ててみる機会がありました。思いのほかパーツがたくさんあり、てこずりました。今年は、防災についてみなさんと一緒に体験したり、考える時間を作りたいと思います。