江戸川区第2回定例会 4/4 ~ 学校改築での入札不調について

学校改築における入札について

今回、葛西第二中学校、上小岩小学校の校舎改築事業者の選定において、4回目の入札が不調との報告を受けました。

今回も制限付き一般競争入札で広告するも、「事業者が決まらない」という極めて深刻な事態が起きていると受け止めています。校舎が解体され、校庭の樹木も伐採されて、すでに1年が経過していることや仮校舎であるプレハブで学校生活を送る当事者である子どもたち、そしてその環境を心配している保護者、教職員は言うまでもなく、議会としても今後の事業の推移を危惧するのです。

今年の予算特別委員会において、第2回定例会の議決に向けて不調にならないように努力する、適正な工事予算を立てて進めていきたいという答弁があったにも関わらず、今回の事態が生じたわけです。それについて落札に至らなかった要因をどのように考えているのか、「区として立てた予定価格は適正である」と、考える根拠をただし、そして年3校のペースでやっていくことについて、今までの条例の中ではもう無理なのではないか、ということを改めて確認しました。