あけましておめでとうございます。

 昨年末には、東証株価が26年ぶりに2万円台取引を終えました。株価は上がっても毎日の新聞記事には、貧困対策の問題が載らない日はありませんでした。そして、森友・加計問題の説明がないまま衆議院の解散選挙があり、与党が勝利してしまいました。9条をないがしろにして、戦争をできる国にし、共謀罪の趣旨を含む改正組織犯罪処罰法も成立させてしまうような、安倍内閣が、なぜ選択されてしまったのでしょうか。今回の選挙では、若い人の票が自民党に流れたともいわれていますが、衆議院小選挙区制という制度に問題があるように思います。

 唯一の救いは、草の根からの声を国会に届けると公言された枝野さん率いる立憲民主党が、野党第1党となったこと。そして、私たちの大先輩の大河原雅子さんが、その立憲民主党で当選したことです。大河原さんは、常にご自身の足で市民の声を聞き、議会へつなげてくださっています。年末には、お忙しい中私たちの議会報告会に出向いてくださり、解散選挙の裏話や豊富をお話くださいました。また、かねてより生活者ネットワークが見直しに必要を訴えている羽田空港機能強化の問題について、国交省とのヒアリングをセットし、大田区、練馬区、品川区、中野区などの生活者ネットワークの仲間と落下物の問題、騒音の問題などについて見解を求めることができました。羽田空港機能強化については、東京都全体の問題ととらえ、今年も検討していきたいと考えています。

人々の生活よりも、数名の利益に重きを置くような政策にはこれからも、生活者の目線で声をあげていきたいと思っています。一緒に考えていきましょう!

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。