政治を身近に! 1票が持つ意味は? 区議会議員選挙を振り返って

2019年4月21日に江戸川区議会議員選挙が行われました。

江戸川区では、議員定数44人に対し58人が立候補しました。

江戸川・生活者ネットワークは、本西みつえが4151票、伊藤ひとみは3692.682票を獲得し、二人とも当選しました。(得票数に小数点以下の数がついているのは、同姓の候補者がおり、どちらを書いたのかがわからない票を按分したためです。)

区内の投票者総数は、232,177

投票総数は232,168票。そのうち有効投票総数(投票された総数から無効投票総数を差し引いた票数)は、226,561でした。今回の選挙で無効投票総数(白票や候補者の氏名以外を記入した票、複数の氏名を記入した票など)は、5607票ということになります。これが、本当は誰かの票になっていたかと思うととても残念です。

そして、不受理総数、1票。これは不在者投票として送致された封筒に不審な点がある等で、投票所で開封されずに開票所にそのまま持ち込まれ、選挙長(開票管理者)や立会人によって受理しないものと判定されたものをいいます。

そして、持ち帰り・その他8ありました。なぜこのようなことになるのか不思議ですが、このような結果となりました。選挙は、有権者が自分の意思を表すことのできる権利です。投票は、無駄にすることのないように行いましょう!

「自分の一票なんかじゃ変わらない!」と思っている人いませんか?

一人ひとりの一票で、議員は選ばれます。

政治は、私たち自身が生活していくための決まりを話し合い、つくることだと思っています。他人任せにせずに考えていくことで身近なものになっていくのだと思います。

選挙権は18歳からとなりました。学校でも家庭でも政治の話をしてほしいと思います。

私は高校3年生の時に、初めてアメリカに行きました。ちょうどレーガン大統領の選挙の時です。どこの家のドアにも、応援する候補者のステッカーが貼ってあり、小学校にもあがっていない子どもたちでさえも、「私はレーガンを応援しているのよ」「いや、だめだよ」などと話していました。もちろん食卓でも、話されていたことにびっくりしました。

日本では、昔から「食卓に、政治と宗教の話は持ち込まない」と言われてきました。なぜでしょうか?話しているうちにヒートアップしてしまうからでしょうか?

私の子どものころには、家族全員で投票所に行きました。「何を書いてるのだろう」と思って、「何?何?」としつこく聞いていたことを覚えています。今となってはそれもよい思い出です。ご家族がそろう食卓で、政治の話、選挙の話もしてみてください。

そして、選挙には、ご家族で行ってみてください。

みなさんの1票が、社会を変えます!!