新年おめでとうございます。

2021年、おめでとうございます。

 

2020 年の12月30日の区内の発生状況は、感染者が47名、累計は2347人。

昨年は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に翻弄された年となりました。

しかしそのような中でも、

国連では、「核兵器禁止条約」を50か国が批准し、今月25日から発行されます。

残念ながら日本は、あくまでも批准しない構えです。唯一の被爆国である日本が、いつまでもアメリカの核の傘下にいて、核兵器禁止条約を批准できないことは、残念でなりません。

2016年、当時のアメリカ大統領だったオバマ大統領が広島を訪問されたときのスピーチでは、「私の国のように核を保有する国々は、恐怖の論理にとらわれず、核兵器なき世界を追求する勇気を持たなければなりません。」とおっしゃいました。

そろそろ日本も、アメリカに追随する姿勢を立て直す時が来ていると思います。

 

もう一つ、昨年「労働者協同組合法」が成立し、2年以内に施行されます。

1990年、創立以来私たち生活者ネットワークも求めてきた法案でもあります。

組合員自らが事業に従事する組織を設立し、管理その他の事項を定めるものです。

組合員が出資しあい、地域の多様なニーズにこたえて事業をそれぞれの意見を反映して行われ、多様な就労の機会を作りだせるようになりました。これまでニーズがあってもできなかったことも、事業としてなせる可能性が出てきました。 

 

今年も当分の間、コロナ禍の中にあって感染予防に、特に注意をはらいながらの活動となりますが、SDGsの取り組みを始め、気候危機など一人ひとりが、考えて行動を起こすことが、後世に未来を残すことができる対策です。 負の遺産を子どもたちに残さないために、今できることを、みなさんと一緒に実行していきたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。