江戸川原爆犠牲者追悼式

今年も暑い夏がやってきた。

 

いつもの噴水は、8時に数分だけですが、この日は午前中からずっと気持ちの良い水の音がして、涼しくしてくれています。

今年の追悼式は、滝野公園で、親江会(江戸川在住のヒバクシャの会)の会長の詩吟と献花が行われ、150人くらいの方が参列しました。

 

式典を葛西区民館で行うようになる前は、この滝野公園にテントを張って行っていました。椅子を並べてあっても、あまりの暑さに体調を崩す方が毎年数名出ていました。

そのころを思い出しました。

 

私が生活者ネットワークの活動を知るきっかけになったが、この追悼式です。ネットのメンバーがお手伝いに入っていて、受付をしたり、水分補給の用意をして参加していました。

追悼碑は、建立されて40年になりました。原爆の図を描かれた丸木ご夫妻が鳩の画を、石に下書きしてくださって、市民で彫ったと聞いています。そして、毎年追悼式には、丸木ご夫妻も参列されていたそうです。私が参加するようになったのは、丸木ご夫妻がこれなくなってからでした。

 

私にたくさんのことを教えてくださった方々の名前も刻まれてしまいました。ヒバクシャの方々の体調が心配です。被爆の証言は、命を削る思いで話してくださいます。私たちは風化させないように、次の世代に伝えていく責任があると思います。昨年には、2世の会も発足されました。ずっとサポートしていきたいです。