2023年第4回江戸川区議会定例会 2/3 ②プラスチックの使用を減らすことについて

「2023年第4回江戸川区議会定例会」

プラスチックの使用を減らすことについて

現在地球環境において、プラスチックはナノレベルにまで小さくなり、海水はもちろん毎日飲んでいる水にも空気中にもプラスチックが含まれているということが明らかになっています。特に家庭内の空気中には、化学繊維製の洋服やフリースなどが多くあるためプラスチックが屋外よりも多く含まれているといわれています。

プラスチックを減らすためには、拡大生産者責任を確実にすすめることやプラスチック製品の使用を着実に減らすということが大切だと考えており、下記の3点について質もしました。

 

①おまつりやイベントでの食器について

生活者ネットワークでは、以前よりマイボトル・マイ食器の使用を提唱しています。

今年行われた「アースデー東京2023」のイベントでは、実行員会側がレンタル食器の貸し出しを当初から広報しており、マイ食器を持参した方には割引をしていました。

本区の「第46回江戸川区民まつり」では、カレー販売店3団体でリユース食器の試験導入が行われました。

4年ぶりの開催であることや初めてのカレー販売ということもあり、数を限定して1店舗200人分。3店舗にリユース食器のカレー皿とスプーンをレンタルしています。このレンタル食器は、使用後そのまま洗わずに返却するもので、実際に600食分のワンウェイ食器が使われることなかったということは、レンタル食器を使用することの意味を、出展者にも来場者にも考えてもらうきっかけになったのではないかと思います。

おまつりやイベントは、大勢の方に区の姿勢を実際に示すことができる機会でもあります。食事を伴うすべてのおまつりやイベントで、使用する食器は基本的にマイ食器を使用し、食器を持って来られなかった人については、別途レンタル食器代を徴収する、もしくはデポジット制にして、食器を返却してもらった時にお金を戻す仕組みなどに変えて、「ワンウェイ食器」は使わないということを普及していくことが必要だと考えます。

使い捨てのワンウェイ食器を使用しないことの取組を、今後さらに広げていくことを求めました。

 

②学校給食で、牛乳を飲むときに使用するストローについて

プラスチックの使用が多いと考えられるのが、給食の牛乳を飲むためのストローです。

すでに、来春から全面的にストローの廃止を決めている北九州市での試算では、年間約1,500万本のストローの削減となり、ストロー1本を0.5gで計算し、約7トンのプラスチックの削減ができると公表されています。

本区の場合を、仮に全校で試算しますと、2023年度当初の児童生徒数及び教員数の概算が51,700人、年間の給食日数が 190日間で、 9,823,000 本のストローの使用があり、ストロー1本を約0.22gとして計算すると年間で約2.16トンのプラスチックの削減になります。

現在本区の給食では、牛乳事業者がストローの廃止をしており、飲み口も飲みやすいように変更し、ストローは別に提供されています。学校では、使用する学校、使用を廃止した学校、使用するしないは児童・生徒に任せている学校と、まちまちになっています。児童・生徒はSDGsの掲げる17の目標を学んでおり、プラスチックは加工が容易で便利なものである反面、不適切な処理が健康被害や環境汚染につながることを学んでいます。先日の中学生議会でも、環境課題が多く提案されました。

学校によってまちまちであるストローの使用について、本区としての姿勢を示すことを求めました

 

会議体での飲み物の提供について

先日開催された「江戸川区廃棄物減量等推進審議会」では、配られたお茶の紙パックについていたストローについて、委員から「これもプラスチックですよね」という意見があり、副委員長からは「そうですね、次回からはお茶碗にお茶の提供でかまいませんね」というご発言がありました。外部委員も入る審議会などの飲み物の提供は、各部、所管によりまちまちになっており、いまだにペットボトルでの提供をしている審議会もあります。審議会などでの飲み物も、マイボトルの持参を基本とし、提供する場合にはペットボトルではなく、プラスチック以外の容器に変更を求めました。