人工芝は本当によいのか? ~~葛西ラグビースポーツパーク~~

階段の写真。右上に緑のちいさな粒は、人工芝との緩衝材に使用しているゴムチップ

新左近川親水公園の駐車場の上に、葛西ラグビースポーツパークが開設されました。

https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e028/kuseijoho/gaiyo/shisetsuguide/bunya/sportsshisetsu/kasairugbysportspark.html

 

人口芝を使用することには、反対しています。

右の写真は、排水溝に使用されているものです。確かに網目は細かくなっています。3重のフィルターをかけてあるそうです。

コートの周りには、①フィルターをつけたU字溝が囲み、②その先の竪樋にも不織布等のフィルターがついており、③さらにスクリーンと呼ばれる右の写真のような目の細かいざるのように水をごみをキャッチするものが使用されていました。

一番右の白黒のように映っている写真は、フィールドに上がる階段です。そこに緑の小さな粒がありますが、緩衝材に使用されているゴムチップが、靴の底について運ばれてきたものだと思います。

フィールドの水はけや周りの排水に気を配り、工夫をしても、人工芝は、風に飛んだり、靴の底について運ばれたりしてしまいます。

知らないうちにこんな風にプラスチックが散らされて、川から海へ流れていってしまいます。「できる限りマイクロプラスチックになる前にキャッチして、処理すればいい」ということでは、遅すぎる!のではないでしょうか。

私たちは、発生抑制と生産者責任を問うべきではないかと考えています。

まずは、プラスチックを作らない、つくったら使用後の処分までしっかり考えるべきだと思います。