今年はキャンドルデモではなく、献花をしました。

8月6日は、広島原爆忌、広島原爆の日。

8月9日は、長崎原爆忌、長崎原爆の日。

原爆が広島と長崎に投下されて、75年が経ちました。

毎年どちらかの平日の夕方、原爆犠牲者追悼碑のある滝野公園で平和を守るための集会を行った後、西葛西の怪獣公園まで、40分くらいキャンドルデモをしています。今年は、新型コロナウイルス感染症が増加しているためにデモは行わずに、原爆犠牲者追悼碑に献花をしました。

2017年に国連で採択された核兵器禁止条約には、470近い自治体が参加や批准を求める意見書を議会決定しているにも関わらず、いまだ参加していません。

東京新聞の世論調査では、「核兵器禁止条約に参加すべきすか?」という質問に、72%の人が、「参加すべきだ」と答えています。そして、「参加すべきと思う最も大きな理由は何ですか?」という質問には、「日本が唯一の戦争被爆国だから」が62%とありました。総じて、戦争被爆国である日本は、核兵器禁止条約には参加すべきであると、国民は思っているといえます。つまり、政府は民意を吸い上げていない、国民を見ていない!と言えると思います。

被爆者の平均年齢は、83歳です。

江戸川区内在住の被爆者も、毎年数名の方が亡くなっており、滝野公園にある原爆犠牲者の碑にも、刻まれる名前が増えています。一人でも多くの方の証言を伺って、残して、後世に語りつないでいくことが大切だと思います。時間は待ってはくれません。1日も早く、核兵器禁止条約への参加をするべきです。