2023年第4回江戸川区議会定例会 3/3 ③江戸川清掃工場について
「2023年第4回江戸川区議会定例会」
◎江戸川清掃工場について
現在江戸川清掃工場の建て替えでは、解体が終了し建設が始まるころとなり、先週11月20日には「第2回区民との意見交換会」がありました。
建て替え中の工場の現況説明があり、見学したあと、参加者も東京二十三区清掃一部事務組合の職員も2つのグループに分かれて意見交換を行いました。参加者は7人。江戸川区民は2人だけで、あとの5人は他区の方でした。環境問題に関心が高く、清掃一部事務組合の意見交換会にはほとんど参加しているという方々でした。今回の意見交換会は、清掃一部事務組合のホームページで募集があり、江戸川区民というより、23区の全体の意見交換会でした。江戸川清掃工場近隣にはチラシを配ったということではありましたが、江戸川区民が少ないのが気になりました。
私以外の唯一の区民の方は、「東京二十三区清掃一部事務組合なんて知らなかった。江戸川区が、工場を建てているんだと思っていた」とおっしゃっていました。清掃工場を建て替えている、ということは知っていても、誰がどのように建てているのかは知らない方が多いのかもしれません。
ごみの課題は、最も身近な環境問題であり、一人ひとりが意識していかないと環境は守れないと考えます。今回のような意見交換会に、区民が1回は来てもらえるような仕組みや学校単位での見学説明会など様々に説明会を開くことが必要ではないかと感じました。
本区の清掃工場建設は、今回3回目となりますが、清掃工場の操業に対して、清掃一部事務組合と江戸川区さらに地域住民と協定書を交わしておらず、覚書き、もありません。「大きな問題が生じていないから、必要ではない」ということではなく、住民の健康や安全な生活を守り、地域環境の保全を図ることについて、「これまで同様」と済ますのではなく、建設から30年前後操業する工場において、地域の安全を守る事、環境保全を行うことなどを契約として明記し、双方確認をしながら守っていくということが必要だと考えます。
東京二十三区清掃一部事務組合と江戸川区、地域住民の3者間で操業協定を結ぶこと、覚書を確認することを求めました。